情熱的な生産者が作る、美味しいスペシャルティコーヒーをお届けします。



スペシャルティコーヒーとの出会い
豆珈房は、1999年4月26日にオープンした、自家焙煎のコーヒー豆専門店です。
焙煎は独学だったため、苦労もしました。
そのためかどうかわかりませんが、最初から焙煎で味をどうにかしようという思いより、原材料に目が向いていました。
今思えば、それが早くからスペシャルティコーヒーに参入できた理由だと思います。
インターネットで情報収集するうちに、国連プロジェクトの豆や、オークションで販売される豆があることを知りました。
商社に問い合わせ、『ベストオブパナマ』という品評会の入賞ロットを手に入れて、その味に衝撃を覚えました。
それ以降、スペシャルティコーヒーにいっそう傾倒していくことになりました。

産地への思い
美味しいコーヒーを提供するためには、美味しいコーヒー生豆が必ず必要になります。
優良な生産者は、豆珈房にとっては、なくてはならない存在です。
豆珈房はとても小さな豆屋ですから、「産地のため」「生産者のため」などと偉そうなことは言えませんが、生産者と消費者をつなぐことが出来ればな、と思っています。




目指すもの
コーヒーは嗜好品です。
多様性があって当然だと思います。
ただ、私はある一定の品質は担保したうえでの多様性と考えます。
認知されてきたとはいえ、スペシャルティコーヒーはまだまだ少数派。
もっと多くの人に知ってもらえるように努めたいと思っています。


2004年に初めてブラジルを訪れて以来、生産国へはコスタリカ、ニカラグア、グァテマラ、メキシコ、ボリビア、コロンビア、ペルー、インドネシアを訪問してきました。
カップオブエクセレンスの審査会には、ボリビア、ブラジル、グァテマラ、メキシコ、ペルーに参加いたしました。
これら経験を下に、国内外問わず、自らカッピングして選んだ豆を、それぞれのコーヒー豆が持っているポテンシャルを引き出すよう、丁寧に焙煎しています。